最高超えた奇跡


皆さんは"最高超えた"ことってありますか?

わたしは幸運にも、それを経験する機会に恵まれました。


10/20-21 

ドリフェス!Presents FINAL STAGE 

at NIPPON BUDOKAN

「ALL FOR TOMORROW!!!!!!!」


2Days共に参加させて頂きました。

どうしても今の気持ちを言葉にしたくて、ブログという形を選択しました。

2次元の彼らも3次元の彼らも十人十色の感想を抱いていて、だからわたしもこのブログを書こうと思いました。

これを見てるあなたは、私が感じたものとは違うものを感じたのかもしれない。

でも、私が受け取ったものを文章という形にしたかった。


あとは、この文章、まったく推敲していません。その上、全員の話を始めたら論文になるので、ほとんど推しの話しかしていません。本当に全員最高なんですけれど、本当に終わらなくなるので、意識的に推しの話ばっかりしてます。あと書いてるとおり、わたしはツアーからのド新規もいいところですが、とってもえらそうに色んなことを語っています。古参の方は怒らないでください。ご了承ください。ていうかブログ自体初めて書くんです。多分色々ヤバい。まじで読まなくていいド新規の書きなぐりです。


私がドリフェス!と本格的に出会ったのは、今年(2018年)に入ってからのことです。


きっかけは、親友に「楽しそうだからライブに行ってみない?」とツアーに誘われたこと。

近くでの開催だったので、あまり深く考えず、まあ行く人がいないなら一緒に行ってもいいよ、くらいの軽い気持ちで、チケットを取ってもらいました。


それから数ヵ月後にライブがあったのですが、私はそれまでドリフェス!というプロジェクトの名前こそ知ってるものの、キャラクターの名前、キャストの名前、大半の曲がわからない状態で、アニメとその友人に借りたCDで少し予習はしたものの、パーセンテージで表すと3%くらいしか知らない状態でライブに臨みました。本当に。赤と青と黄色と緑と薄紫の子がいるというカラーリングの認識をしていたくらい。

アイドルのライブが好きなので、まあよっぽどの事がない限り楽しいんだろうなあ、と思いながら、いつも使っているペンライトをカバンに入れて、アニメを全部見れなかったものの普段の私ならこの子が好きかな…という理由で、家にあったからし色のトップスを着て、家を出ました(限界オタクは常に限界なので宗教上の理由でどんなににわかでも参戦服に推しの色を入れていきます)。

席は下手側、あまり前の方ではなかったけれど、十分表情が見える位置でした。


暗くなって、オープニングムービーが始まる。

もう半年以上前のことだけど、昨日のことのように思い出せます。

日本地図が映し出されて、どんどん今いる場所が近づいてくる。

そして、アイドルが飛び出してきました。

私が二次元のドルオタということもあって、某J事務所とかも全然知らなくて、言ってしまえば二次ドルのライブって、本当に怒らないでほしいんだけど声だけがアイドルじゃないですか。いや、衣装とかもちろんその衣装だったり寄せた衣装だったりを着ているけど、声優はアイドルじゃない。あくまで、"声優"として"アイドル"をしているわけじゃないですか。

でもそんな彼らが、それまで私の中で当たり前のアイドルだった。

でも、飛び出してきた彼らは、純度100%の"アイドル"だった。

なんていうか、自分の語彙力が本当に足りてない。彼らの本業も役者だろうとか、そういうことじゃないんです。

たぶんそれを表すのに適した言葉が"5次元"なんだろうと思います。

私が今まで見てきたどんなアイドルよりもアイドルだったんです。

そして、下手側だったので、私の前に飛び出してきたのが、溝口琢矢くんでした。

皆さんご存知の通り、キャンブロRの衣装を着て飛び出してきた彼は、まるで王子様のように見えました。

何をヤバいことを言ってるんだと思うでしょ?でもマジで思ったんです。王子様が飛び出してきたって。肩がヒラヒラしている。

きっとその瞬間に一目惚れしてた。

(あと、友人達に琢矢くんの写真を見せたらみんなに「好きな顔わかりやすすぎるでしょ」と言われます。好きな顔らしい)

RealDreamがpvもある曲でなんとなくわかるっていうのもあって、テンションは最高潮でした。

気づいたらペンライトは二本とも青になってました。

DearDreamのダンス担当って将熙くんだと思うんですが、私は琢矢くんのダンスが大好きです。

私はダンスが上手な人がもともと好きでした。

たぶん私の記憶が間違いでなければ、RealDreamの個人パートで琢矢くんがブレイクダンスっぽい振りをしたんですよね。

初っ端でビジュアルに殴られて、次にダンスでボコボコでした。

その細腕でブレイクできちゃうのか?と衝撃を受けました。

それだけじゃない、彼のダンスって、独特の癖(下手についてる癖ではなくて)があると思うんですよ。

なんかそのニュアンスを言葉で説明するのってすごく難しいんですけど、ちょっとオラつくっていうか…日本語難しい…。

たぶん慎くんを意識してるから基本的に手先とかとても綺麗で、でもふとしたときにすごくオラつくのがたまらなくて…あの表情と言い…ユレルMIDNIGHTの「Wow I love U Forever」のところ大好きです…ダンスメドレーやばかったな…あのメドレーでもうK.O.状態でした。好き。

あとはウインクで殺されました。まじで殺されました。ウインクで人は殺せる。初めて知りました。


まあツアーの話をこれ以上していたらまじで終わらないのでこの辺にします。とりあえずツアーを見てDearDreamと青の彼に一目惚れしたっていう話です。


もともと熱しやすい私なのですが、気づいたらツアーの次公演のチケットを取り、交通手段を確保し、円盤を買い(その時はまだ確かMV集しか出てなかった)、アニメを全部見ました。

そして、及川慎くんのことが大好きになりました。

頑張り屋だけど不器用で、素直で、かっこいい彼のことが大好きになりました。


まあそのへんも置いておいて、いつになったら武道館の話ができるのか。ツアー次公演もDearDreamとKUROFUNEは最高でした。


そして迎えた3/5。

あの日のことも忘れません。

お昼にDCD、アプリの終了。

夜9時からの緊急生配信。

何が起こっているのかわからなくて、だってつい一週間前にツアーが大成功したばっかりで、何を言ってるのか本気でわからなくて、これから全力で応援しようって思ってた矢先のこと。

たぶん、大袈裟じゃなく、死刑宣告を待つ囚人のような心持ちでした。

なにも手につきませんでした。

迎えた夜9時。

開始30秒くらいで、壮馬くんが「3次元の僕らも一旦区切りを付けます」と私たちに告げました。

言われてしまった、と思いました。

みんなが「こんなこともあったよね」という話をしているのがろくに耳に入らず、呆然とした気持ちで眺めていました、

どうして過去のことのように語るんだろう。これからだよ、応援させてよって気持ちでいっぱいでした。

そのあと、「最後に武道館に行きます」という言葉を聞いて、信じられないほど泣きました。冒頭の発表では呆然としすぎて1ミリも出なかった涙が自然に落ちて、嗚咽をあげて泣いていました。


いや、まあもうその話はいい。いいんですよ。いま既に何文字?意外とまだそんなに言ってないのかな。

もういろいろあって、なんとかチケットが取れた。武道館の。

一瞬だった、3/5から10/20まで。

早く会いたいけれど、一生その日が来ないで欲しい気持ちでいっぱいでした。

でも、来てしまった。


どんな気持ちになるかな。笑うかな。泣くかな。

ドリフェス!プロジェクト3年の歩みの中で、私が寄り添えた時間はたったの10ヶ月。

いいのかなって気持ちもありました。

でも着いてしまった。武道館。今回のライブで武道館に初めて来ました。

物販テントの上の文字を見て、目を見張りました。あれって直筆でしたよね?もう入る前からそんなサプライズ。そして見たことない尋常じゃない量のお花。すばらしいモザイクアート。

愛を感じました。そこまで来るともう、全部が楽しみになってきました。


ついに始まったライブ。

ツアーと違って冒頭にドリカタイムがあって、奏くんがライジングスターのドリカをキャッチした。

え?と私含めた観客席がざわつきはじめる。だって、今回の新しい衣装はミリオンエールと、あと少し匂わせられていたビジュアルでキャラ達が着ている初期衣装。

どんどん高まる歓声とボルテージ。

上がったLEDの向こうから、ライジングスターとライトニングボルトの衣装に身を包んだDDKFが出てきた時は、もうなんか意識の外で叫んでいました。


本当に楽しかった。DearDreamもKUROFUNEもマジで最高超えてて、琢矢くんのことがやっぱり好きだと思いました。

限界オタクなのでやっぱり目が琢矢くんを追ってしまっていた。周りのみんなが何をしていたのか教えて欲しいです。

ツアーから3/5まで、何度も何度もpvを見て、その中でいちばん好きな琢矢くんのビジュアルがプレフラだったんですよね。

マグエモでスーツで出てきてはじけ飛びました。

ていうかマグエモからシンメってずるくないですか?タイミングが全く準備してなかったところで、気づいたら奇声を上げていました。一日目のトミーも最高だったんですが、やっぱり彼に愛してるで殺して欲しかったので、無事に死ねて本望でした。

そして、待ちに待ったソロ曲。みんなこれまでソロ曲ってなかったから、ペンライトが一色になることってあんまりなかった。MCくらい?MCもそんなに長くないからペンライト変えない人もいるし。

でも、ソロ曲の間は、全員が同じ色を振ってた。

郁くんは夢の世界で、将熙くんは優しい森みたいで、トミーは彼が塗りたくったようなペンキのような黄色で、公人くんに似合う金色の絨毯で、株ちゃんは一面の銀世界で、壮馬くんは太陽みたいな赤で、琢矢くんは深い湖の色。

感動しました。

そして、とても嬉しかった。

大好きなグローリーストーリー、冒頭の歌詞。

「君に見せたい景色があるんだ」

私は、たぶんファンは、この景色を見せたかった。少なくとも私は。

アイドルである彼らに、色を与えられた彼らに、自分の色に包まれて欲しかった。

私が一目惚れした衣装に身を包んだ琢矢くんは、とっても素敵でした。

十分目に焼き付けたけど、写真を載せてくれて嬉しかった。


それまで、楽しい気持ちの方が強かったから、涙が出てなかったのに、やっぱり人類はシンアイに勝てなかった。

笑って!って言われても笑えなかった。

笑おうとしたけど、それ以上に泣いてしまった。目指した遠かった場所に立っている彼らと私たち。感動と楽しさと寂しさで、こんなに泣くこと他にある?と思った。


MC、もう思い出しただけで涙が出てくる。帰宅して家族に説明してたらボロボロに泣けてきてダメだった。

ありがとうございますと言いながら声を震わせた株ちゃん、それを見て泣いてしまった公人くん、寂しくないわけないじゃん、ドリフェス!は僕の青春ですって言い切った郁くん、最後だからじゃない、実力で武道館に来たと言ってくれた将熙くん、純哉くんとの向き合い方について、夢について語ってくれたトミー。


正直私、琢矢くん、泣かないかなって思ってました。

彼って、たぶんほかの人がMCしてる間、その話を聞くってよりも、観客席を見てるんですよね。何を見てるかは分からないけど、ずっと前を見渡してる。だからいつも表情から感情が読めなくて、なんやかんや、泣かずに話すかなって思ってたんですよね。

でも、大好きな青を頂いて怖かった、でも理想の青になれた、慎くんが僕の憧れですと言って目に涙を浮かべる琢矢くんを見て、あの日1番泣きました。

別に泣いた人が想いが強くて泣いてない人の想いが軽いなんてことは絶対にないんだけど、それでも溢れた彼の涙は、私にとってとても尊いものでした。


そして、壮馬くん。

彼は本当に、人の真ん中に立つために生まれてきたような人だと思いました。

光で、太陽で、本当に眩しかった。

勝ちです!と笑顔で言い切った彼の顔はとても清々しくて、この人は本当に誇りのセンターだなって思いました。

ライブの終わりが「イケるっしょ!」って最高超えてる。


アンコールと最後、二次元のDDKFに会えたのも嬉しかった。本当に嬉しかった。みんなの煽りでイケるっしょ!コールができた。幸せです。


彼らを、彼を好きになって、本当にドリフェス!ってすごくて、人を幸せにしてくれて、エールをくれてエールを送れる、とっても素敵だと思ったんです。その期間は私にとってとても素敵な時間だったし、ドリフェス!に、DearDreamに、KUROFUNEに、及川慎くんに、溝口琢矢くんに巡り会えた幸運に心から感謝します。


それからファンの皆さん。この2日間で、隣の席になった人、グッズの交換をした人、その他にもいろんな要因でいろんな人と話をしました。本当に、ドリフェス!のファンの皆さんは、私から見ても誇れる方達です。お土産ですってほとんど見知らぬ私にお菓子を下さったり、一緒にライブ中に肩を叩いたり、銀テープが前から回ってきたり、物販でもお菓子が回ってきたとも聞きました。終演後の大合唱、本当に感動しました。キャラツイッター終了後のイケるっしょ!コール、トレンドの一位、全部全部簡単になんてできない、絆と愛がないとできないことです。私が知らなかった2年2ヶ月、彼らを支えて一緒に走ってきて、あのライブを一緒に作ってくださった全員の方、残念ながらライブに来ることが叶わなかった方、ドリフェス!に関わった全ての方にお礼を言いたいです。


やっぱり、寂しいから、何をしてても泣いちゃうんですよ。悲しくはないけど、寂しい。たくさんパワーを貰ったけど、10ヶ月でこれだけ大好きになれたんだよ。これだけ惜しいと思わせてくれる君たちに対して、寂しくないわけがないんですよ。

でも、少しずつ私は私のペースで明日を見ていきたいな。

そして、すこしだけ、"また"を期待してもいいですか?


絆は不滅だもんね。


株元英彰くん 黒石勇人くん

戸谷公人くん 風間圭吾くん

正木郁くん 沢村千弦くん

太田将熙くん 片桐いつきくん

富田健太郎くん 佐々木純哉くん

石原壮馬くん 天宮奏くん


溝口琢矢くん

及川慎くん


宝物みたいなライブをありがとう。

私をアイドルのファンにしてくれてありがとう。



どうやって締めようか迷ったけど、やっぱりこの言葉で締めるしかないなと思いました。


こんな文章をこんなところまで読んで下さった方がいたら、本当にありがとうございました。


私は、いろんな人の武道館ライブの感想が見てみたいです。書いてみて思ったんですけど、なんとか気づいたら文章になってるので、胸の中に何かが燻ってる人がいたらぜひ文章にすることもいいと思います。なんとかなります。


ドリフェス!ありがとう

これからもよろしくね


イケるっしょ!